2019.7.08 モチベーションに頼らない
ここ連日、受験生の3者面談をしています。
志望校についてと今後の学習についてです。
受験生にとってはこの夏が大事な勝負に
なるのでしっかりと意識させていきたい
と思います。
やる気がいつも上がっている人はいない
「やる気スイッチ」という言葉がありますよね?
やる気が続けばなあ~と誰もが思うと思いますが、
そもそもいつでも絶好調な人はいません。
気分が悪い時もありますし、
何か嫌なことがあれば
気持ちが下がることもあります。
だからそもそも「やる気」なんかに期待するよりも
淡々とやるという姿勢が大切です。
こんな研究結果があるそうです。
心理学者クレペリンが発見した「作業興奮」。
なんてことはない。
とりあえずやってみる。
作業してみる。
すると興奮してやる気が出ると。
脳科学的には、やる気=ドーパミン
というやる気ホルモンが、
脳の側坐核という部分から
出ている状態だそうです。
行動するための仕組みづくりがポイント
やる気に期待するよりも大切なのは、
行動するための仕組みをつくること。
そうすれば、やる気にかかわらず
行動せざるを得なくなる。
人間って不思議と締め切りがあると、
それに向かっていつもの
何倍もの力を発揮できますよね。
それと同じようなものです。
じゃあ、具体的にどうすればいいかと言えば、
この時間、この日にやると決めることです。
そして、時間を天引きすること。
例えば、20時~20時半まで
英語を勉強すると決めたら
とにかくその時間は机に座り、
英語を勉強する。
集中できるかどうかは別として、まずはやってみる。
その中で、これならできそう
、時間を変えたほうがいい、
など、やっていく中で修正していけばいいわけです。
まずは、どうすればやるかの仕組みを考えて
やってみること。
そして、行動していく中で
最初はやる気がなくてもやる気が
でてくるきっかけが
うまれてきます。
行動せずにやる気は出ないですよ。
参考になれば幸いです。