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勉強の仕方~定期テスト前編~

 

まず初めに、教科書を暗誦することから。もちろん、ただ頭を空っぽにしてやっては意味がない。しっかりと覚えられるように一行一行かみしめながら読む。難しい表現があれば調べながらやる。特に、英語、国語、社会では絶大な力を発揮する。

次はテスト1ヶ月~3週間前をめどに学校のワークに手を付ける。もちろん習ったところまででいい。早く始めるほど時間に余裕をもってできるが、現実的なところだと、1ヶ月~3週間前だろう。

 

全教科(主要5教科)をとりあえず一回やってみる。英語は出てくる単語や文法を確かめ、数学は難易度別(A問題、B問題など)に分かれているだろうから、少なくともA問題はしっかりとできるようにしておきたい。国語は習った範囲を学校の授業で使っているプリントなどをみながらやる。社会は用語を教科書を見て資料や図を確認し、覚えながらやる。記述などの少し難易度の高いものは後回しにしてもいい。理科も同様、暗記できる用語を中心に。余裕があれば計算問題に手を付けてもいい。すべてに分からないところや、曖昧ところに印をつけておく。これが最も重要。曖昧なところに印をつけながらやらないと1回目をやった意味がない。2回目以降は印をつけたものを中心にやっていく。これらを一通りやるとテスト2週間前近くになっているはず。部活動に入っている人も多いだろうから、平日が厳しければ部活のない日曜日にまとめてやってもいい。

 

これらを行うと、自分の苦手なところが大まかに把握できる。この作業を早めにやっておかないと試験までは到底間に合わない。提出物は提出期限前までに終わらせればいいやという考えは捨てよう。いつもぎりぎりに終わらせている人は高得点など不可能だろう。

 

テスト範囲が発表されたら、ワークの2週目以降に入る。チェックしたところを中心に行う。用語や簡単な計算問題を完璧にしたら、少し難易度の高い問題や、理科の計算問題に入る。しっかりと解説を読み、自分で解けるようにする。それでもわからないところは、塾に通っているのであれば塾の先生へ、塾に通っていなければ勉強のできる友人に聞くといい。それも難しいようであれば、問題の解き方を丸暗記してしまおう。もちろん理解して解く方が良いのだが、これも有効な手段の一つになる。ちなみに私が中学生のときは丸暗記して試験に挑んていた。教科書の隅から隅まで。泥臭く、効率の良いやり方ではなかったかもしれないが自分にはあっていたように思う。

 

テスト直前は、副科目や、漢字の暗記に努める。ここで、主要科目はワーク全体を確認作業も含め1週やってみる。一見時間がかかりそうだが何週もやっていいればそれほど時間はかからない。最後の詰めも教科書の暗誦。特に英語、社会においてはこれが意外と効果的だったりする。都立入試の社会はただ用語を暗記するだけでは解けない問題が徐々に増えている。その時代の流れが非常に重視された作問になっている。 もちろん学校で配られているプリントを見直すことも重要だ。学校の先生が作成しているのだから、テストに出ないはずがない。学習を進めていくと、授業で熱心に解説していたな、とか、ここは間違えやすいからテストに出るかも、とだんだん予想が立てられるようになってくる。高得点を取る人はここまでやっている。 ちょっとやるだけで高得点を目指そうなんて考えてはだめ。泥臭く1点でも多く得点を取る努力をするのだ。

 

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