1.15 「くやしい」という嬉しい言葉
こんばんは。
今日は、塾で授業をしていて、ある受験生の生徒が発した言葉に
大変嬉しくなりました。
さて、このブログは、
(勉強ができるようになりたい生徒・保護者様だけでなく、
より良い人生を送りたい人にむけて書いています)
少しでも読者のみなさまに参考になれば幸いです。
価値が残せるよう頑張ります。
それではどうぞ。
あなたはいつくやしいと思いましたか?
その生徒は、入塾した当初ほとんど勉強ができない状態でした。
というよりもむしろできないというよりは、「あきらめていた」
と言ったほうが正しいかもしれません。
実質、通知表は1が半分以上あり、学校の授業はただのいるだけのお客さん。
なにせ中3にもかかわらず、中1の学力すらないわけなので、
授業について行けと言うほうが無理があります。
そんな生徒が入塾して半年。
まがりなりにも小学校高学年レベルから中1の学習を進め、
少しずつできることが増えてきました。
そして、今日の数学の問題を解いていて、
「できなくてくやしい」と言ったのです。
おそらく勉強で「くやしい」と思ったのは、
ここ数年でなかったのではないでしょうか?
もしかしたら、これまでないかもしれません。
くやしいからこそ次へのやる気になる
「くやしい」と思えるのは、できるようになりたいと
思ったからこそ湧いてくる感情です。
この生徒は、きちんと勉強ができるようになりたいと思って
前を向いている。
これを実感することができ、私は非常にうれしく思いました。
また、それと同時に自分も「くやしい」と思える出来事が
どれだけあるかなと自問自答しました。
振りかえってみると、そんなにありません。
前を向いているからこそ、目標をもっているからこそ、
くやしいと思えるわけです。
自分自身ももっとチャレンジしなくてはといい刺激をもらいました。
あなたはいつくやしいと思いましたか?