6.01 塾の成果はいつごろ出るのか
こんにちは。
昨日、塾生の保護者の方から
あるメールをいただきました。
なるほどなあ~と思いつつ、
返信させていただきました。
ということで、今日のブログはそれに関係することです。
さて、このブログは、
(勉強ができるようになりたい生徒・保護者様だけでなく、
より良い人生を送りたい人にむけて書いています)
少しでも読者のみなさまに参考になれば幸いです。
価値が残せるよう頑張ります。
それではどうぞ。
成果が出始めるのは早くても3か月
昨日のメールがどんな内容だったかというと、
勉強している本人が「学力が上がっている実感がもてない」
ということ、そして「今は我慢の時期でしょうか?」という話でした。
入塾してからよくある悩みかと思います。
そして私の考えとしては、以下のとおり。
受験生になると、テストの結果や偏差値の結果がでる
たびにいろいろと悩んでやる気がなくなったり、逆に少し上がってくると
気が緩み、油断したりするものです。
学力が上がっている実感がないとのことですが、
それは誰もが通るべき道です。
まだ、塾に通い始めてから2か月。
成果が実感できるのも早くても3~4カ月。
だいたい半年ぐらいはかかるかなと思います。
特に、中3になると試験範囲も広くなり、難易度も上がって1,2年の復習も出てきます。
苦手な教科の場合は、なおさら追いつくのは並大抵のことでは
ありません。
まずは、しっかりと学習量を増やしていくこと、苦手なものを一つ一つつぶして
いくこと。やはり地道に積み上げていくのが一番です。
短期視点ではなく、長期視点を忘れずに
よくあるダメなパターンは、塾に入ってすぐにテストの点数が20点以上上がって
調子にのり、そのあと結局またその点数が取れるだろうと油断して勉強しなくなり、
点数がもとに戻る(下がる)パターンです。
一時的なものはたまたまの成果であり、むしろ危険です。
ダイエットのリバウンドと一緒ですよね。
一気にやせたはよかったけど、結局そのあとに油断してまた元の状態に戻ってしまうパターンです。
結果に一喜一憂することもあるでしょう。
当然、ずっと上がり続けることは難しいので、
一時的に伸びることはありますし、逆に下がることもあります。
結果が悪ければ、焦るでしょうし、モチベーションも下がります。
でも、結果が悪いのが良くないかといえば、次につながる反省材料になるわけです。
高校受験であれば勝負は入試。
きちんとそこにピークをもっていければいいわけです。
短期的な視点ではなく、ゴールを見据えて進んでいくことがポイントです。
実は、これは勉強に限らず、スポーツや仕事でも同じことが言えるかと思います。
成果はすぐには出ない。短期的な結果だけでなく、長期視点を忘れずに。
それでは。