5.01 これは保護者におすすめの本
以前に本を購入してから一通りは読んだものの、
また改めて読み直してみました。
教育関係者、保護者には非常におすすめの本です!
「学力」の経済学
かなり話題となりました。
今日はその本の中で印象に残ったことをブログに書きます。
このブログは、
(勉強ができるようになりたい生徒・保護者様だけでなく、
より良い人生を送りたい人にむけて書いています)
少しでも読者のみなさまに参考になれば幸いです。
価値が残せるよう頑張ります。
しっかりとした科学的な根拠(エビデンス)が大事
よく成績が優秀な生徒の勉強法の本や親の働きかけの本などが
あると思います。
しかし、実際にそれを一般的にみなさんができるかというと
ほとんどできない場合が多いです。
それは、教育というのはいろいろな成功要素があり、
もともとの能力、環境、経済力、親の教育意識などなどいろいろとあります。
ですから、その人にはできたけど、他の人にもかなりの確率でうまくいくかというと
適応できないものがけっこうあるということです。
逆に科学的根拠とはどういうものかというと、
経済格差が教育格差と言われることがあると思いますが、
実際に東大生の親世帯の平均年収は約1000万ぐらいだそうです。
一般的な社会人の平均年収が400万台と考えるとやはり
相関関係は十分にあると言えます。
興味深いネタが多いので、読みやすい
・子どもをごほうびでつることはいいのか?
・ゲームやテレビは学力に負の影響を与えるか?
・教育にはいつ投資すべきか?
・少人数学級には効果があるのか?
・勉強は本当にそんなに大切か?
などなど、話題になりやすいネタも多く、
おもしろいかなと思います。
個人的に印象的だったのは、勉強はただ成績がいいという
ことだけでなく、大切なのは「非認知能力」
だということ。
非認知能力と言うのは、自制心だったり、
やり抜く力だったりするそうです。
いわゆる勉強、スポーツ、仕事、人間関係など、
すべての人間活動の土台となるものです。
これを鍛えることで、将来人生で成功できる確率が
高まるそうです。
そして、これはやはり家庭教育(しつけ)が根っこに
あるそうです。
・うそをついてはいけない
・他人に親切にする
・ルールを守る
・勉強をする
これをしっかりとしつけている家庭は非認知能力が高いそうです。
そのほかにもいろいろと大切な点がありますが、
ぜひご興味があれば読んでみるといいと思います。
それでは。