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2021.7.16 中学校でも、いよいよ新しい観点で評価!!

来週から来週からいよいよ夏休みに入ります。それぞれの1学期の成果として通知表をもらうと思います。小学校では昨年度から、中学校では今年度から新しい評価の観点で成績がつけられます。新学習指導要領の新しい評価の観点について見てみたいと思います。
 それぞれの学校でも、説明があったのではないかと思いますが、新しい3つの観点につい評価され、小学校は3段階、中学校では5段階の評定がつけられるのです。

個別の知識・技能(何を理解しているか?何ができるか?)

「何を知っているか、何ができているか」という部分です。各教科で学ぶべき内容について体系的に理解し、応用できることが重視されています。

  • 定期テストや小テストなどのペーパーテストの結果など

思考力・判断力・表現力等(理解していることやできることをどう使うか?)

現代社会での「生きる力」の中でも特に重視されている問題解決能力です。問題を見つけた時に論理的に考えて解決まで導ける力や、仲間と協力しながら問題に取り組むための表現力などの力です。各教科の知識や技能を問題解決に向けて有効に使えることも大切になります。

  • 論述やレポート作成・発表・グループでの話し合い、作品の作成など

学びに向かう力・人間性等(どのように社会・世界と関わりより良い人生を送るか?)

教科教育にとらわれない、より広い意味での人間教育についての目標です。多様性を理解して仲間と協力する力や、自分の感情をコントロールする力、やさしさや思いやりなど豊かな人間性のもととなる資質や力を伸ばすことに重点が置かれています。もちろん、様々な学習において主体的な態度を持つことも重要視されています。

  • ノートやレポートの記述内容、授業中の発言内容、行動観察など

 

以上のように、具体的な評価方法も、ペーパーテストだけでなく、グループでのディスカッションや発表、レポートなど各教科の特性に合わせて評価方法が工夫されていくと思われます。今まで以上に日々の学習状況にウエイトがおかれることになっていきます。ですので、ぜひ、学校での一時間一時間の授業にしっかり取り組み、課題やレポートをしっかり提出してほしいと思います。

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