2021.6.17 予習と復習の両輪で力をのばす!!
<予習と復習の両輪で力をのばす!>
1学期の期末テストも終わりました。これからは、夏休みまで授業もどんどん進みます。学校の授業にしっかりと取り組んでいきましょう。そして、「すき間の時間」を見つけて、学校で習ったことをなるべく早く復習しましょう。「予習」と「復習」のやり方について説明します。
力を伸ばすための「土台」になるのが、普段の学校の授業です。
あらかじめ勉強する内容に目を通すこと(予習)で効率よく理解するのに役立ちます。
類題などを繰り返し解くこと(復習)で学んだ内容を身につけられます。
「予習」は、授業を理解するための予備知識を得る作業といえます。これから勉強する内容をすべて理解したり、長い時間、取り組んだりする必要はありません。あらかじめ自分がわからないところを明らかにし、授業を通して疑問を解決すればよいのです。予習は、「ここが理解できれば…」という点をつかんでおくことで、授業に集中でき、積極的な姿勢で臨むことができます。
例えば、単語などを覚えることが多い英語を予習する場合、新たに習う語句をチェックし、それぞれの意味を調べておきます。さらに教科書にさっと目を通し、「よくわからないな」という部分を明確にしておきます。英語と異なり、数学を予習するときは、教科書をながめる程度で構いません。授業で解き方や考え方を習い、復習で多くの問題を解いて理解を定着させるのがよいでしょう。
「復習」は、授業で教わった内容をおさらいすることで、一段と理解を深める狙いがあります。理解が不十分なところを補強するため、類題を数多くこなすのが一般的な方法です。問題を解けるようになると達成感を味わうことがで、「次もがんばろう」とやる気もわいてきます。復習で重視したいのが、「スピード」です。授業を受けたら、なるべくはやく取りかかります。
例えば、「帰宅して最初にする勉強は、その日に習った授業のノートの見直しと、必ず解き直したい問題の洗い出しをするなど、決めていくのもおすすめです。授業を理解できているかを確認するには、先生が話した内容を頭の中で再現してみるのも一つの方法です。そのうえで教科書や問題集を利用して問題を解き、授業で習った英語の構文や数学の定理(定義)などを正確に覚え、使い方をも身につけます。学年が上がるにつれて、すでに学習した単元をベースにして新しい内容を学ぶことが多くなります。分からなかったところがあれば、以前に習った内容を見直すことも大切です。
人は新しいことを学んでも、復習をせずに放置すれば7割近く忘れ、4日放置すればほぼ全て忘れます。
授業で学ぶことを効果的に習得するには、ちょっとした工夫も必要です。
例えばノートの使い方。板書をうつすだけでなく、先生から「ここは大事!覚えておくように」と言葉だけで説明のあった場合、その内容を書き留めます。あらかじめ余白を設けておき、スペースに書くのがおすすめです。
効率よく復習に取り掛かるには、授業で配られたプリント類を整理しておくことも忘れないようにしましょう。ファイリングしておくとよいと思います。
中学生は学校の授業だけでなく、部活動等で忙しい毎日を過ごしていると思います。チェンジ塾に来て、授業で分からなかったところを聞いたりして、「すき間の時間」を見つけて復習にあてていきましょう。